電気工事 入線液とシリコンスプレー
埋設管や金属管などに通線するときに使う入線液とシリコンスプレーを紹介していますが、最近ではシリコンスプレーを使う電気工事士さんが増えてきました。
電気工事で行った埋設配管や露出金属配管などに通線するときに、ケーブルの滑りをよくするのに使うのが入線液やシリコンスプレーです。
電気工事で行った配管にもさまざまな材質の配管材があり、曲がり部分などではケーブルとの摩擦抵抗が過度に掛かるものもありますので、通線作業がスムーズに行えないことも少なくありません。
そんなときに用いるのが、さまざまな入線液や入線用パウダー、そしてシリコンスプレーなどです。
従来から、入線液や入線用パウダーなどいろんなものを使ってきましたが、最近は主にシリコンスプレーを使うようになっています。
なんといっても、その使いやすさがいちばんの要因です。
通常の入線液や入線用パウダーなどは、ケーブルに塗布するときに液ダレを起したり、粉が飛び散ったりと、後片付けが大変でした。
それに比べて、シリコンスプレーはケーブルに吹き付けても霧状ですから、すぐに拡散して汚れることもありませんし、配管内に直接噴射することで、配管内の滑りもよくできるので、今ではほとんど入線液などを使わなくなりました。
とはいうものの、まったく使わないという事ではなく、シリコンスプレーと併用することも多いので、通線作業時には両方を用意するようにしています。
通常の送り込み作業時には、雑巾などに入線液を浸み込ませて、ケーブルに塗布しながら送り込み、途中でケーブルが重く感じられるようになったら、両方から配管内にシリコンスプレーを噴射して、滑りをよくして作業を続けるようにすれば、比較的楽に通線作業を行うことが出来るのでとてもいいです。
最近では、電材店の店頭にもシリコンスプレーを陳列してあるのを見かけますが、あまりの高額に手が出ません。
ですから私は、いつもネット通販で購入するようにしています。
シリコンスプレーも気兼ねなく使えるからこそ便利なのであって、コストを考えながらケチケチ使うんだったら意味がありませんからね。
おすすめ度 | おすすめ度 |
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AZ(エーゼット) |
エーゼット(AZ) |
私はこのAZ(エーゼット)のシリコンスプレーを使っています。
★☆★おすすめポイント
シリコンスプレーは、いつもまとめ買いしています。
そのほうが1本あたりの単価もグッと下がりますからね。
^^
その中でも、この4本セットがいちばん安くておすすめなんですが・・・
楽天市で、このサイズのセット品がベラボウに高買ったのですが、掲載商品の欠品などを調べていると、高いどころか商品そのものの販売が無くなっていました。
といっても何も残念なことはありませんけどね。
つぎは、半分のサイズのものを紹介しておきます。
エーゼット(AZ) |
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どっちを使っても満足できると思うけど、現場で使うことを考えると840ml缶がおすすめです。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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デンサン(DENSAN)の通常使用サイズの入線液でした。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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通常ボトルが無くなっても、この詰替えボトルがあれば、いつでも十分入線液を使うことができて、通線作業が滞ることはありません。
現場事務所や資材置き場などにストックしておくと便利です。