エアコンの取付工事に必要なトルクレンチを紹介しています。
エアコンの取付工事では、冷媒管の接続は必須作業です。
室内機との接続、そして室外機との接続が必要なことは、誰だって知っていることです。
その冷媒管を接続するときに用いるのが、それぞれのサイズのトルクレンチです。
冷媒管相互の接続は、それほど難しい作業ではありませんが、接続時の締付けトルクを制御しなくては、せっかくのフレア加工が変形してしまったり、酷い場合には割れたり、切れたりしてしまいます。
当然、そうなってしまっては冷媒ガス漏れの原因となりますから、すぐに冷媒ガスが無くなり、冷暖房運転ができなくなってしまいます。
こうなってしまっては、お客様からクレームを頂戴することになり、取付不良による改修作業と冷媒ガスの補充が必要となります。
もちろんその費用は、施工者側の負担となりますから、ヘタをすると取付工事費以上の出費となってしまうことも考えておかなくてはならないでしょう。
今あげた例は、締付トルクが強すぎた場合ですが、逆に弱すぎる場合もフレア部分の密着度が下がるので、これまた冷媒ガス漏れの原因となり、増し締めと冷媒ガスの補充が必要となります。
また、どちらの場合も、配管内の真空状態は保たれていないので、真空作業が必要となるので、ほぼ取付作業のやり直しと同じ程度の作業が必要となります。
こうして考えてみるだけで、いかに締付トルクが大切かわかりますよね。
ですから、ご覧のみなさんには、強くトルクレンチの使用をお願いしておきます。
こちらでは、使い易いトルクレンチを紹介しておきますので、みなさんの必要なものを選んでください。
☆おすすめのトルクレンチ | ||
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文化貿易工業(BBK)ATQレンチ 4本セット RTQS-41 | ||
今私が使っているBBKのトルクレンチセットです。
2分~5分までの4本がセットになっていて、ルームエアコンから小型の業務用エアコンまで対応できるので、お得感もあるし、なによりラチェット式なので使い易いというのが一番です。
普通のスパナ型と違って、メガネレンチ型なのも使い勝手が良くて、お気に入りです。
トルクレンチのセットを探しているんだったら、絶対おすすめですよ。
☆2本セットと単品 | ||
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文化貿易工業(BBK) |
文化貿易工業(BBK) |
文化貿易工業(BBK) |
文化貿易工業(BBK) |
文化貿易工業(BBK) |
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私のように4本セットじゃなく、必要なものだけ単品で揃えるのもありだし、2本セットをベースにするのも、また一つの方法です。
また、壊れたものだけ買い換える方にもおすすめです。
☆基本的なセット | ||
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タスコ(TASCO) |
タスコ(TASCO) |
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☆スパナ型トルクレンチ(単品) | ||
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タスコ(TASCO) |
タスコ(TASCO) |
タスコ(TASCO) |
タスコ(TASCO) |
タスコ(TASCO) |
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トルクレンチを紹介しましたが、私も以前はスパナ型のものを使っていました。
でもラチェット式トルクレンチを使い始めてからは、もうスパナ型には戻れないって感じで、とても気に入っています。
ともかく使い易く作業も楽なので、みなさんにもおすすめしておきます。
さて最後になりましたが、室内機との冷媒管接続のときにリードパイプ側を固定するのに使うモンキーレンチも紹介しておきます。
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ロブテックス(LOBSTER) |
フジ矢(FUJIYA) |
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計量で使いやすいサイズのものを3点紹介しました。
モンキーレンチは室内機のリードパイプの固定だけでなく
各種架台の組立やそのほかのナット締めなどにも使えるので、
ひとつ持っておくと便利です。