電気工事 配線チェッカー
配線チェックから、断線箇所の特定まで出来るので、とっても便利です。
グリーンリーの配線チェッカーは、電気工事士には、あまり馴染みがない名前かもしれませんが、弱電屋の間では超有名な機器です。
というのも元々この機器は電話線など、条数の多い配線を探査するために開発された機器なので、弱電屋さんは、早くから使っていたものなので、強電と呼ばれる、私たちのような電気工事士の間では、あまり知られていなかったものです。
こうして紹介している私ですら、この機器の存在を知ったのは、つい最近のことです。
それも火報などの検査をいつも依頼している弱電屋さんから教えていただいたのです。
始めは、弱電屋さん専用の機器だと思っていたのですが、使っているところを見ると、
「私たちの仕事にも応用できるのでは」と考えたのです。
そこで、詳しく機能を聞くと、配線経路の確認や断線箇所の確認も出来ると言うことでしたので、益々「これは使える」と確信し、VVFケーブルで試させてもらうと、十分使えることが確信できたので、ネットで探して即購入して、今でも現場で大活躍してくれています。
この配線チェッカーを使い始めてから、不用な配線の確認が簡単に出来ようになったうえ、どこを通っているのかもチェックできるので、複雑に絡まったケーブルの中から、目的のケーブルを探し出して、確実に撤去することが出来るようになって、作業効率は、格段に良くなりました。
特に威力を発揮してくれるのが、改修工事を繰返して不用なケーブルが複雑に重なり合ったようなケーブルラック上から、不用な幹線ケーブルを見つけ出すときには、抜群の威力を発揮してくれます。
信号音と光の反応で確認しながら目的のケーブルを追跡することが出来るので、折り重なったケーブルの中からでも、確実に目的のケーブルの追跡が可能なので、途中で切断するときにも迷うことなく切断して、簡単に撤去することができるので、時間の制約があるときなどには、とても助かっています。
また、回路確認も簡単に出来るので、増設や減設の際にも、簡単に経路確認が出来るので作業をスムーズに行うことが出来て、お客様からも喜ばれています。
このように、これまでの配線チェッカーと違って、確実に作業できるので、みなさんにもおすすめしたいと思い、このページで紹介することにいたしました。
みなさんの、電気工事に活用してください。
☆グリーンリー(GREENLEE ) | ||
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グリーンリー(GREENLEE ) |
グリーンリー(GREENLEE ) |
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私が使っているのは、右側の701K-Gです。
使い方も簡単だし、事前に現場で試させてもらっていたので、何も迷うことはありませんでした。
今では、無くてはならないアイテムの一つとなりましたので、もし壊れたら必ずリピすると思います。
みなさんも一度使ってみると、その便利さに私のように、リピーターになること間違いなしだと思います。
取扱方法の確認はメーカーWebサイトを見てください。
これだけを紹介していたのでは、片手落ちになってしまうと思うので、従来の配線チェッカーも紹介しておきます。
ジェフコム(JEFCOM) |
ジェフコム(JEFCOM) |
マーベル(MARVEL) |
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デンサン(DENSAN) |
共立電気計器 (KYORITSU) |
戸上電機(Togami Electric) |
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私のおすすめの グリーンリー(GREENLEE )の配線チェッカーと他社の製品を紹介しましたが、機能面、価格の両面を考えると、断然、グリーンリー(GREENLEE )がおすすめだと思います。
もし、他社のものを選ぶんなら活線対応型のものを選ぶほうが使い勝手は、いいですよ。
でも、操業中の工場などでの使用が多いなどの特別な理由が無ければ、必要ないでしょう。
通常電気工事を行う場合には、送電されていないのが前提ですからね。