電気工事でも振動ドリルを使う場面は多いものです。
電気工事では、あまり使わないと思っている方が多いようですが振動ドリルも電気工事では、大切な工具の一つです。
例えば、大理石貼りの壁にカールプラグを打込んで、何かを取付けるときなどに、ハンマードリルでは、打撃力がありすぎて大理石が割れる危険性がありますが、振動ドリルなら大理石が割れる可能性は、極めて低いと考えられます。
なぜなら、振動ドリルには、それほどの打撃力がないからです。
このような場面に遭遇したとき、振動ドリルは、とても便利です。
以前は、振動ドリルといえば、100V電源式のものしかありませんでしたが、充電式のものが現れて以降、ドリルと振動切替のものが発売され、電気工事士の間でも、広く普及するようになりましたので、みなさんも使ったことはあると思います。
振動ドリルの欠点は、大きな音がするので、静かな住宅街などでの使用には、配慮が必要でしょう。
また、ハンマードリルと違って、打撃力が少ないので、音のわりには、中々穴があきません。
いくつかの欠点があるにしても、一台は持っておかないと作業が中断したり、思わぬ補修費用を請求されることも考えられるので、そんなリスクを回避するためにもおすすめしておきます。
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マキタ(makita) |
パナソニック(Panasonic) |
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充電式の振動ドリルを紹介しましたが、私は、右端のマキタ(makita)製を使っています。
ほかに使ってる充電工具の多くがマキタ(makita)製なので、バッテリーや充電器が共有できて、経済的だというのが最大の理由ですが、性能的にも満足いくものなので、みなさんにもおすすめしておきますが、今使ってる充電工具の多くが他社のものなら、そのメーカー品をおすすめします。
このような方のために、工具本体のみも紹介しておきます。
マキタ(makita) |
パナソニック(Panasonic) |
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こうして振動ドリル本体だけを購入すれば、ほかの工具のバッテリーや充電器が使えるので、とても経済的ですから、もし私のように、ほかの工具と共通で使用するのなら、本体のみの購入をおすすめしておきます。
充電式は、連続使用には不向きですから、一日を通して使うように使用頻度が高い方には、100V電源式の振動ドリルをおすすめしておきます。
マキタ(makita) |
ボッシュ(BOSCH) |
ハイコーキ(HiKOKI) |
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100V電源式の振動ドリルを紹介しましたが、電気工事では一日中こんな作業を続けることは、まずありませんので電気工事士には、100V電源式の振動ドリルは必要ないのかもしれません。
しかし、回転ドリルとして購入して、付随機能として振動ドリル機能を考えて購入するというのは、あるかも知れませんね。
プロの職人さんだけでなく、一般の方がDIYなどで使用するには、二つの機能が一台になっているので、おすすめなのかもしれませんね。
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