電気工事の現場で配電盤や自立盤の加工を行い各種スイッチを追加したり、ケーブルラック用の開口を行ったりするのに便利なのが、エアープラズマ切断機です。
このほかにも外壁や天井材として使用される各種金属の切断にも利用でき、金属部分への埋込照明器具の取付などにも利用できて便利です。
しかし、電気工事会社でも持っているところは少なく、多くは数社で共有したり、親密な職人仲間から借りたりするところが多い工具です。
でもこのような状況では使いたい時に使えないことも発生するので、できれば自社で所持したいものだと思い、私は自分で購入して使っています。
プラズマ切断機もピンキリですから、安いものからビックリするほど高価なものまでさまざまです。
そんな中でもエアーコンプレッサー内蔵型を選ぶべきです。
なぜならプラズマ切断機だけでは、切断面に溶けた金属が付着してきれいに切断できないからです。
プラズマ切断機は金属を溶かして切断する工具なので、溶けた金属をエアーの力で吹き飛ばしながらでないと切断することができませんので、エアーコンプレッサー内蔵型でないと別途エアーコンプレサーを用意する必要があり、現場での移動を考えると、とても実用的だとは思えません。ですからエアーコンプレッサー内蔵型を選択するようにしてください。
これを確認するためにも詳細な仕様を確認することが無駄な出費を防ぐことにつながるので、各サイトに記載されている仕様の確認はもちろんのこと、疑問点や記載の仕様に不足がある場合は、メーカーサイトでしっかり確認するようにしてください。
でもこれもなかなか面倒な作業なので、このページで私が使っているものなどを紹介しておきますので、みなさんのプラズマ切断機選びの参考にしてください。