電気工事を行う建築現場で使われている
墜落防止のための安全帯(ランヤード)ですが、
世界標準から言えば、日本国内で使用されている、
胴ベルト型のランヤードを使っているのは、小数派だということを
みなさんは、ご存知だったでしょうか。?
私は、電気工事を始めてからずっと、
安全帯(ランヤード)といえば、
胴ベルト型ロープ式のものだと思っていましたので、
吊下げ巻取り式のランヤードも、長く使っていませんでしたが、
大手の工場内での電気工事の際に、
ロープ式ランヤードの使用が禁止され、
そのときに初めて購入しました。
そして、今回は、それすら認められず、
ハーネス型安全帯の使用が義務付けられ、
仕方なく購入しましたが、
今後、日本国内の安全帯(ランヤード)は、
フルハーネス型が主流となることでしょう。
すでに、その流れは、自治体単位で進められつつあり、
公共事業では、フルハーネス型を推奨する動きが見られます。
労災事故の多くが、建築関連の墜落事故が大きなウエイトを占める中、
その事故件数を減らす動きの一環として、
ハーネス型安全帯の普及が図られるのは、
当然といえば、当然の流れのように思われます。
胴ベルト型や吊下げのランヤードで、落下すれば、
腰が片側だけ、ホールドされ、おかしな力が腰に掛かり、
墜落距離によっては、身体的ダメージが大きくなり、
ヘタをすれば、脊椎損傷などの重大事故にも繋がり兼ねません。
それだけ、危険なものだという認識を私は持っていませんでした。
日々、現場で作業している方の中でも、
そんな認識を持ちながら、作業している人がどれだけいるでしょう。
多くの方は、現場で決められた規則だから、
仕方なく装着しているというのが本音ではないでしょうか。
しかし、そもそもランヤードを使用する最大の目的は、
自分の身を守るために、身に付けるものですから、
より安全な、安全帯があるのであれば、
そちらを使うのは、ごく当たり前の流れだと思いませんか。
私も、最初は、装着もめんどうだし、
「何でこんなものを・・・」と思いましたが、
実際に装着してみると、
これまでの胴ベルト型や吊下げのものより使い易く感じました。
その最大の要因は、腰への負担が少なくなり、
バランスが良くなることで、身軽になったように感じるからだと思います。
言うまでも無く、墜落時には、二本の安全帯でしっかりとホールドされ、
背中で吊られるので、身体的ダメージも、
最小限に留められると思いますから、
世界標準だというのも、納得できます。
ですから、今後ハーネス型安全帯の使用が義務化されるのも、
そう遠くない話だとと思います。
そうなる前に、率先して、使用するようにすることで、
わが身の安全を確保して、
同じ電気工事士の仲間の安全性を向上させていきたいものです。
さて、みなさんは、どうお考えになりますか。?
今すぐにとは、言わなくても、
こんなものがあるんだとゆうことだけでも、知っておくだけで、
安全への意識が高まると思いますので
まずは、見るだけでも見てください。
藤井電工(TSUYORON) |
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藤井電工(TSUYORON)から販売されている新規格適合フルハーネス安全帯です。
まだ市場には旧規格品と新規格品が湖南材しているようですが、時間の経過と共に、徐々に解消されていくでしょうし、今後は、すべて新規格品に統一されるでしょう。
今は、購入するときに新規格品か確認しなくては、間違って旧規格品を買ってしまう可能性があるので、注意してください。
新規格フルハーネス安全帯には、新規格適合ランヤードしか使えないので、しっかり確認して購入するようにしてください。
続けて、ランヤードも紹介しておきます。
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藤井電工(TSUYORON) |
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ランヤードも新規格適合のショックアブソーバー付きです。
藤井電工の呼び名のツインランヤードとシングルランヤードを紹介したんですが、現場で使うのはほとんどツインランヤードだと思うので、私はツインランヤードをおすすめしておきます。
次は、いち早く新規格適合品の販売を始めた3Mを紹介します。
スリーエム(3M) |
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スリーエム(3M) |
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スリーエム(3M) |
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スリーエム(3M)のフルハーネス安全帯とランヤードを紹介しました。
いずれも新規格適合品なので、今後も続けて使えるので、今買っても長く使えるものです。
次は、デンサン(DENSAN)の製品を紹介しておきます。
タジマ(tajima) |
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タジマ(tajima) |
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タジマ(tajima) |
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このほかにも基陽産業(KH)等々、いろんなメーカーから販売されているので、気になる人は、調べてください。
但し、中には中国製のように、日本国内の規格を満たしていないものもあるようで、仮に規格外品で墜落事故等を起こして、労災申請しても認められないこともあるので、購入の際は慎重に仕様を確認してください。
このページで紹介したものはすべて大丈夫ですから、ご安心ください。
デンサン(DENSAN) |
デンサン(DENSAN) |
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デンサン(DENSAN) |
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デンサン(DENSAN) ランヤード DB-HL-160PGS |
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デンサン(DENSAN)製を紹介しまいたが、使ってる人を見たことが無いので仕様等は、Webカタログなどで確認してください。
次は、タジマ(tajima)のものを紹介しておきます。