エアコン冷媒管の溶接作業に無くてはならないのが
ガス溶接機や簡易ボンベ式のガストーチです。
エキスパンダを使って広げた部分に溶接対象となる冷媒管を差込み、
接合部を銀ロウを使って溶接するときに、
銀ロウを溶かして確実に接合部を塞ぐために、銅管が赤くなるまで熱する必要があり、
そのときにガス溶接機や簡易ガスボンベ式ガストーチなどが必要になります。
溶接作業を行うには技能講習が必要なので誰でも行えるという作業ではありません。
技能講習を受けるには一般財団法人 日本溶接協会(JWES)などが行う
『ガス溶接技能講習』を受講し、修了することが義務付けられています。
当然と言えば当然のことで、可燃性の高いアセチレンやプロパンガスなどを扱うのですから
その取扱や保管、点検などの技能を有していなければ、
危なくて仕方がありませんからね。
この技能講習は、全国で行われており、
ネットで検索すれば、みなさんの近くでも開催されてるので、
受講できる日を決めて申し込んで受講してください。
もちろん受講費用が必要となるので痛い出費かもしれませんが、
これも仕事のためだと割り切ってください。
さて実際の現場では溶接作業の量や作業状況により
溶接機を使ったり簡易ガスボンベ式ガストーチを使ったりするものなので
ある程度の規模の作業現場では両方用意することが多いのですが、
さほど溶接量もなく、作業場所が狭い、高いなどの条件下では
簡易ガスボンベ式を多用することになるでしょう。
ですから、交換用のガスもある程度の本数を用意しておく必要があるので
保管場所等に気を配る必要があります。
例えば火を扱うような作業を行う近くに保管したりすると、
引火の可能性やボンベの内圧上昇による破裂などの危険が伴うので
そんな場所は避けなくてはなりませんし、
作業車で保管しても車内温度の上昇で破裂の危険があります。
このように取扱を間違うととても危険なものだと認識してください。
溶接作業を行う場所は天井内だったり壁際だったりと
火災に繋がる危険がある場所での作業も考えておかなくてはなりませんので、
そんな状況に対応するために防火対策も大切ですから、
このページ内で防火シートも紹介しておきますので、
必要に応じて適切に使って安全作業を心掛けてください。
それでは、簡易ガス式ガストーチや溶接機をご覧ください。
タスコ(TASCO) TA379MP-4
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タスコ(TASCO)のTA379MP-4を紹介しておきました。
最近、Amazonでも楽天市場でも紹介数が極端に少なくなっているので、またすぐに無くなるかもしれませんが、その時は諦めてください。
タスコ(TASCO) ガングリップ付ホース
TA379MP-2・-3・-4・-8を持ってれば、ガンクリップホースの併用でいろんな火口を使うことができます。 |
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タスコ(TASCO) |
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用途に合わせて火口を変えて適した状態で使ってください。
◆防火処置を適切に!
強い火力の火を使うのですから防火シートを使って防火措置を適切に行ってください。
防火シートはこれを使ってます。
楽天市場は下のリンクで確認してください。
↓↓↓↓↓↓↓
トラスコ(TRUSCO) スパッタシートアルファー 1号
防火シートがあることで安心して溶接作業ができるし、価格的も手頃なのでこれを持ってます。
壁際の溶接の時は、壁に貼り付けたり天井から吊るしたりして溶接すると安心ですよ。
(^^
次は小型の溶接機セットを紹介します。
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タスコ(TASCO) |
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このクラスの溶接機なら作業車への積み下ろしも簡単だし、現場での移動も簡単にできるので使いやすいサイズです。
次は、ガスボンベ式トーチを紹介しておきます。
プリンス(Prince) |
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このタイプのガストーチを使ってる人も多いでしょう。
※狭い空間での溶接作業は、
酸素不足にならないように、十分な吸気を行ってください。