エアコンの取付に必要な冷媒管とフレア加工まで済ませてある配管セットを紹介しています。
今販売されているエアコンの多くが、セパレートタイプのエアコンなので、室内・外を繋ぐ配管が必要ですから、フレア加工の工具や配管に関連する様々な工具が必要なので、ここでも沢山の工具を紹介してきました。
とは言え、肝心の配管材が無ければ、いくら立派な工具が揃っていても、宝の持ち腐れですから、ここで必要な冷媒管を紹介しますので、現場で必要なサイズの冷媒管を選んでください。
また、素人の方には、少し難しく感じるフレア加工まで施された配管セットも紹介しておきますので、自宅のエアコンを自分で取付けるよう方は、ご覧ください。
それでは、まず、業者が使うペアコイルから紹介しましょう。
因幡電工(INABA) |
因幡電工(INABA) |
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専門業者が使う冷媒管のペアコイルですが、ここで紹介した2分3分と2分4分が有れば、ほぼ全ての家庭用エアコンの取付けは行えます。
一部ハウジングエアコンのように特殊な取付が必要な機種では、3分5分など違うサイズも使われていますが、それも最近では、無くなりつつあり、ここで紹介してるサイズ2種類が有れば大丈夫です。
次は、各サイズのフレア加工セットの配管材を紹介します。
配管長 3.0m 配管長 3.5m 配管長 4.0m 配管長 5.0m 配管長 7.0m |
配管長 3.0m 配管長 3.5m 配管長 4.0m 配管長 5.0m 配管長 7.0m |
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一般の方は、2分とか3分とか言っても、サイズ感が分からないと思います。
実際のカタログや製品に表示されているサイズに置き換えると次のようになります。
このmmサイズ表記なら、確認しやすいと思うので、冷媒管サイズの確認の時に活用してください。
プロの方は、分表記でも何の問題もないと思いますけどね。
もし分サイズが分からないという人がいたら、本当にプロですか? と疑いたくなるくらいです。
(笑
次は、家庭用エアコンの中でも冷房能力の高いエアコンに使用されてる、2分4分フレア加工済み配管セットを紹介しておきます。
配管長 3.0m 配管長 4.0m 配管長 5.0m 配管長 7.0m |
配管長 3.0m 配管長 4.0m 配管長 5.0m 配管長 7.0m |
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通常、マンションのベランダに室外機を置くような設置なら、配管長は3.0m~3.5m程度有れば十分届くと思います。
戸建住宅の縁側や犬走りに室外機を置く場合は、4.0mくらい必要です。
これはあくまで、標準的な取付の場合の配管長さの目安なので、取付状況により長さは変わるので、取付状態を確認して必要な長さの配管セットを買い求めるようにしてください。
長いのは、少し余らせれば取付できますが、短いのは、どうすることも出来ないので、十分注意してください。
ちなみに、専門業者なら、配管を溶接するなり、フレアユニオンを使って配管を伸ばすこともできますが、一般の方では無理だと思うので、始めにしっかり必要な配管長を計るよう心掛けてください。