電気工事では電気を安定して安全に供給するために、さまざまな計測を行う必要があります。
電気工事で最初に行うのが接地工事ですが、ご存知のように接地抵抗値は、使用する電気の容量や電圧によって厳密に規定されていますので、電気工事士は、どんな状況であっても電気の供給を電力会社に申請する際には、定められた接地抵抗値を得ておく必要があり、接地抵抗値を正確に測定する必要があります。
そんなときに使用するのが接地抵抗計です。
そして、実際に電気が供給されると、建物内へ送電をする前に各相の電圧が規定どおりに送電されているか確認する必要があります。
仮に、三相の送電状況が間違っていて、本来100Vで供給すべき三相間で、200Vで供給されていると、その回路に接続れている機器は全て壊れてしまい、莫大な損害の賠償を請求されることになるでしょう。
こんなことにならないように三相間の接続が間違っていないか確認する必要があります。
ここまで、問題なく電気工事が行われたことを確認したら、最後に絶縁抵抗の測定を行います。
文字通り絶縁抵抗値の測定は、漏電などを事前にチェックして問題があればそれを改修して、完璧な状態にしてから最終的な送電テストを行います。
この段階で全ての接続機器に問題なく電気が供給されていることを確認し、全ての項目で問題が無ければ、これでようやく引渡しとなります。
このように電気工事においては、電気工事を行いその都度、確認を行う作業の繰返しですから、
テスタ、絶縁抵抗計、接地抵抗計は欠かせない計測機器なんです。
そんな大切な計測機器をこちらで紹介しておきますので、ゆっくりとご覧いただいて、みなさんのお仕事に適したものを選んでください。
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